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19年度以降都立高校入試でスピーキングテスト導入
都教育委員会の検討部会は都立入試に英語のスピーキングテストを導入する提言をまとめました。これを受けて都教育委員会は19年度以降の試行に向けて具体的に検討を進める事になりました。
現在盛んに議論されているセンター試験の後継テストにおいて、英語は現在のテストの対象に「話す」の力を加えて4技能(読む、書く、聴く、話す)にする事が決まっています。この点はご承知の事と思います。この大学入試での改革が高校、中学に波及した結果が今回の都立高校でのスピーキングテスト導入に繋がったと言えます。こうなると中学校、高校の実際の授業においてスピーキングが取入れられると考えられ、当然、定期テスト等でその成果を計る事が当たり前の事になってく時代になったと言えます。つまり、学校の定期テストに英語のスピーキングテストが加わるという事です。
この様に書くと、『それでは早速英語会話を習いに英会話学校に行かなくては』と言う声も聞こえてきそうです。
しかし、検討部会ではこの動きに対して、「話す力より、話す内容の方が大事」ともコメントしています。
つまり、都教委の求めるスピーキング力は「日常会話」ではなく、「自分の意見を英語で述べる力」であると言う事だと思います。この点は保護者の皆様もしっかり認識を持って頂きたいと思います。
さて、今回のテーマである、都立入試に登場するスピーキングテストはどの様な形態になるのでしょうか。都教委は英検等の外部の民間テストは使わないとしています。その代わり英検と協力して英検三級レベルの独自問題を作成して行く方針を打ち出しています。
これは英検を使わないとしながらも、中学生が英検三級に合格する事が都立入試の場面で有利に働く事は明らかです。
今回のスピーキングテスト導入に対する対策は英検三級取得である事がお分り頂けたと思います。
一般的に中学生の英検三級取得率はだいたい36%となっています。しかしアクロス個別指導学院では50%を超えています。アクロス個別指導学院の英検対策講座でしっかり学んで資格を取得するだけでなく、都立高校入試のスピーキングテスト導入にも対応していきましょう。