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やる気のサプリメント(2)「悪い習慣」の扱い方

2018/06/11
成績の上がる処方箋

「悪い習慣」は放っておくと、人の心や体にそっと忍び寄り、いつの間にか侵入してきて定着してしまいます。
そしてじわ人間の心と体をを蝕んでしまいます。

例えばインフルエンザなどの悪性のウイルスの様なものです。

「悪い習慣」とは何でしょうか。

中学生・高校生について考えてみましょう。

「携帯電話の乱用」「夜更かし、朝寝坊」「偏った食生活」「運動不足」「自宅学習をしない」

まだまだあると思いますが、これらがいわゆる「悪い習慣」です。

 なかでも中学生・高校生に、悪影響が強いのは何と言っても「携帯電話の乱用」です。携帯電話は持っているだけで偏差値が下がると言われています。この理由は以前アップした携帯電話についてのブログを参照して下さい。

「携帯電話の乱用」が中学生・高校生に浸透して、様々な悪影響を及ぼし「スマホ依存症」と言う言葉まで生み出して、社会問題化している事はご存知だと思います。  

 アップルは最近、子供の携帯電話の利用を親が監視したり制限したりできる機能を次期モデルから搭載すると発表しています。これをみると、「携帯電話の乱用」問題は日本だけの問題ではなく国際化している事が分ります。

 因みに、iphone を世に出したスティーブン=ジョブス氏は、便利すぎるからという理由で自分の子供にiphoneを持たせていなかったようです。皆さんはこの事実をどう思われますか。考えようによってはかなりブラックユーモア―に近いですね。

  さて、アクロス個別指導学院ではどうかというと、昨年の成績上位者はスマホを持っていない生徒が多かったです。また授業中眠ってしまっている生徒に理由を聞くと深夜携帯電話でゲームをしてしまったと告白する生徒もいました。この様な経験からスマホの利用と学力にはある程度の相関関係があったと思っています。

 この様に「携帯電話の乱用」は学業に悪影響を及ぼします。つまり「携帯電話の乱用」は小学生・中学生・高校生に取って「悪い習慣」です。

 それが明らかに分かっていても一旦その「悪い習慣」が身に付いてしまうと、それを断ち切ることがなかなか出来ないものです。

 「携帯電話の乱用」以外にも「夜更かし、朝寝坊」「偏った食生活」「運動不足」「自宅学習をしない」等の「悪い習慣」を断ち切るのは同様にかなり難しい事です。

 しかしこれらの「悪い習慣」をどの様に断ち切り目標に向かって努力を積み上げられるかで、勉強の結果である成績も、その延長線上にある合格も、さらにはその人の価値までが変わってくるわけです。

 そこでまず第一歩として「悪い習慣」が染み付いているかいないかもう一度自己点検して下さい。もし一つでも思い当たる節があるなら、直ちに「悪い習慣」の撲滅作戦に乗り出して下さい。そしてこの撲滅作戦の行動計画を早速練る事にしましょう。

途中で物事を投げ出すのは良くない事ですが「悪い習慣」だけは別です。早めに途中で投げ出してしまいましょう