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やる気のサプリメント(4)紙に書く
目標を設定することはやる気に繋がります。人は目標を達成するために頑張る事ができるからです。
では「目標」とは何でしょうか。また「目標」はどのように設定すればよいでしょうか。
例えば、学校の先生になりたい、Jリーグのサッカー選手(Jリーガー)になりたい、パティシエになりたい、等など。
人生の「目標」とは人生をかけた「夢」といいかえることがでいます。「夢」とは願望であり、ある意味脳の中のイメージです。
「夢」を実現しようとするする強い願望や、なりたい自分をイメージする事は、目標を達成するための大切な要素です。
しかし、願望とイメージだけで、夢が達成できるわけではありません。
「具体的な目標設定」が必ず必要になります。
例えば将来「商社に入って海外で仕事がしたい」と言う夢を持ったとします。
そのためには英語が得意になる必要があります。
そこで「高校時代に英検準一級を取りたい」という具体的な目標が生まれます。
続いてこの目標を達成するためには苦手のリスニングを強化する必要がある、という事も目標になっています。
リスニングを強化するには毎日「NHKラジオ英会話」を欠かさず聞くと言う目標が生まれます。
「NHKラジオ英会話」を毎朝聞くためには6時15分に起床して番組に備えるという目標も生まれてきます。
「商社に入って海外で仕事がしたい」
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「高校時代に英検準一級を取りたい」
⇩
苦手のリスニングを強化する
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毎日「NHKラジオ英会話」を欠かさず聞く
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6時15分に起床して番組に備える
最初の大きな目標=人生の夢が最後は「明日の朝6時15分に起床して番組に備えるという」具体的な「行動目標」に置き換わりました。
これが最も大切なことです。
夢を具体的な行動に置き換える。
これが成功の条件です。
そしてもう一つ大切な条件があります。
それは、その「夢」「具体的な行動目標」を「紙に書きだす」と言う事です。
イチロー選手も小学生時代に、「ぼくの夢は一流のプロ野球選手になる事です。」と作文に書いています。
最近では大谷翔平選手が高校時代ノートに「8球団から一位でドラフトに指名されること」と書いています。
紙に書けば夢が必ず実現するわけではありません。それ程夢を叶えることが簡単なことであるはずがありません。
しかし、人生の夢や具体的な行動目標を設定して、紙に書きださなければ何も始まりません。
何故かと言うと、人間は忘れる動物だからです。紙に書いて何度も読み返さないと人は忘れてしまうのです。
紙に書いた目標を読み返しながら人は目標を再確認して、やる気に火をつけるのです。
この過程は非常に大切です。
そこで、紙に書きだすことが必要になります。書き出したものを読み返すことで、人はやる気を奮い起こし、そこから行動がスタートするというわけです。
是非、夢が心に浮かんだら書き出してください。そうすれば目標の何割かはすでに達成されているはずです。
さあ早速書きましょう。「夢」と「具体的な目標」を、『学業で成功するために』、『そして人生に成功するために』。