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努力に我慢は必要ないのか【塾長日記9月4日】

2018/09/04
塾長徒然草

昨日のブログで 「イチローは我慢して努力をしていない。」と書きました。

では、イチローは一度も我慢をしたことがないのでしょうか?

これは違うと思います。

ある程度のレベルになるまでイチローはやはり血の出るような努力の中で我慢をしてきたと思うのです。

基本をマスターする時はどんな人でも我慢の連続です。

イチローは足が速いですが、生まれつきの才能だけで速く走れるようになるわけではありませんね。

息が上がるまで繰り返し走り続けたことは1度や2度ではないはずです

これはある意味『我慢』です。

これを我々に置き換えれば、例えば数学の途中式、計算式、を丁寧に書くトレーニング、漢字の書き取り、筆順を覚えるトレーニングなどにはある意味『我慢』が必要です。

基本を身に付ける繰り返し作業の中に『我慢』が強いられる局面は必ずあります

これを乗り切れるかどうか、真価が問われるところです。

我慢のいらない努力が出来るためには我慢が必要、というのが結論になります。

禅問答みたいですが、この問題はまた触れたいと思います。