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間違いノートの勧め【塾長日記 10月2日】

2018/10/02
塾長徒然草

東大生のノートは美しいという本が話題になった事がありあました。

アクロスには以前から、東大の講師が多数在籍していますので、その経験からいって、この本の題名は嘘です。

なかには字が丁寧で、ノートの取り方の上手な東大生もおいでになるとは思います。しかし、東大生という括りでこのテーマを論じるのは土台無理があります。
東大せにもいろいろいて個人差やこだわりが個人こじんまちまちでひとくくりに、東大生のノート=美しい と言う方程式は成立ちません。

ある東大生講師とこの話題について話をした時、ある東大生は「ノートに字を描くより頭に字を書いたほうがいいと思います。」と強調していました。

ノートなしで暗記できるというのも、東大生だから出来ることなのかも知れないですね。

しかし、これまでいろいろな講師との会話の中で最大公約数、つまり多数の先生達が実践していたが、ノートの取り方のについてここでお伝えをしておきたいと思います。

それは、『間違いノート』の作製です。

科目ごとに分ける必要はありません。

分からないことが起こった瞬間、「また忘れた!!!」「まだ覚えていない!!!」が発生した瞬間にそれをノートに書き込みます。
 教科ごとに整理とかなどする必要はありあません。「数学の公式」「英語の単語」「社会の歴史」「理科の実験」など気がついたものから、順番にノートに書き込みます。

見開き左に問題右に答えを書く、または同じページに問題は黒で解答は赤で書く、と言うのがお勧めですが、自分でアレンジしてみるのも楽しい様に思います。

一番肝心なのは、分からないことが登場した瞬間に記入すると言うことです。

これを試験前、模試の前、電車の中、布団に入って眠る前10分、などなどのスキマ時間に見直します。

これは最強です。

整理とするのは時間がもったいないし、整理をしたから覚えられるものではありません。

またキレイに書いたから覚えられるものでも無いはずです。

きれいに書く事にきゅうきゅうとして覚える事を怠ってしまっては本末転倒です。

読めないのでは困りますが、人に見せる目的で書くわけでは無いので、読める程度に丁寧に書けば良いのではないでしょうか。

君も早速の「間違いノート」の作製を実践してみてください。

必ず効果はでるはずです。