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中学生が英検準二級に合格するには何をすればよいか①【塾長日記10月26日】

2018/10/30
塾長徒然草

9月実施の英語検定で中学生三名が英検準二級の筆記に合格しました。

中学三年生 生澤君、森田君、大山さん

中学二年生 高良さん

おめでとうございます。

中学三年生が準二級に合格するのもすごいですが、中学二年生の合格は快挙です。

英検協会のサイトによると、英検準二級に求められる能力は

「高校中級程度の英語力」となっています。

 高校中級程度とは高校2年生ぐらいを指しますから、中学生が英検準二級に合格するには現時点での中学校の学習範囲の未習部分に加え、高校2年生までの学習範囲も勉強する必要があります。

 中学二年生に取って中学三年生の範囲も未習ですから、中学二年生での準二級合格は快挙になるわけです。

 高校で学ぶ英文法と中学のそれに極端な差があるかというと基本的にはそれほどの差はありません。
中学で全く習わず、高校で習う英文法は「分詞構文」だけです。
 そのほかの英文法の基本は中学で学ぶと言っていいと思います。

では何が違うかというと、文章そのものが難しくなるので、英単語つまりボキャブラリーが増える事と、言い回しが大人びてくると言う事だと思います。

 高校までの英語力で新聞は間違いなく読めます。しかし分からない単語が増えてきます。
例えば今日はアメリカの中間選挙投票日です。
 明日の英字新聞を読むためには

   投票する、投票用紙、候補者、有権者、共和党、民主党、過半数、

等の単語が分からないと新聞は多分読めないし、理解できません。

つまり、英文読解をする場合、常に単語の壁は我々に立ちはだかります。

では中学生と高校生はどの位の英単語を学ぶ必要があるのかというと

中学生が習う英単語は 1200単語

高校生が習う英単語は 1800単語 であり、英検準二級も同様です。

つまり中学生が英検準二級に合格するには高校生が習う英文法を学び、高校生が学ぶ1800単語を身に付ける必要がある分けです。

もう一度整理しましょう。
中学生が英検準二級を突破するためにすべき事。

① 中学生3年間で学ぶ英文法、英単語をマスターする。

② 高校生の英文法を予習する。

③ 高校生の1800英単語を身に付ける。

①②③の内容を身に付けて試験に臨まなければ合格はおぼつきません。

さてそれではこの3つを身に付けるにはどうすればいいでしょうか。

具体的な方策については次号のブログに譲ります。