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中学生が英検準二級に合格するには何をすればよいか②【塾長日記11月8日】

2018/11/08
塾長徒然草

前回のブログの内容を、もう一度整理しましょう。
中学生が英検準二級を突破するためにすべき事は次の三点です。

① 中学生3年間で学ぶ英文法、英単語をマスターする。

② 高校生の英文法を予習する。

③ 高校生の1800英単語を身に付ける。

この中で意外と見過ごされやすいのが①です。出来ているようで出来ていません。

 大学受験に臨む高校生から「この英語の意味が分かりません。」と聞かれたとき「これは中学生の英文法でしょう。」と思う事は良くあります。中学三年間の英文法を学んで自分のものにすることは大切なことです。

 ではここで、中学二年生が9月に英検準2級を受験する場合について考えてみましょう。
中学2年生は9月の時点で中学で習う英文法のほぼ半分しか習っていません。

 また、中学三年生も、三年の後半で習う、現在完了形、関係代名詞などは未習の可能性が高いです。
アクロス個別指導学院の塾生たちは習っていません。

それに加えて②の高校英文法を習得しなければ英検準2級に対応する力は身につきません。

 従って、中学生が英検準二級に合格する第一関門は、英文法の先取りをどの様にするかということになります。

 最も効果的で効率的で安価な英文法先取り学習の手段は「Study サプリ」の活用です。

 ご承知の様に「Study サプリ」は月額1,000円で、リクルートが販売している「Web Learning」教材です。配信されている映像も様々なレベルの生徒に対応できるように工夫されおり、とても使い勝手いの良い教材です。この教材は塾としての使用は認められていないので、個人でIDを取得してもらい、塾で教材として活用しています。映像の内容も優れており、使い勝手も特に問題ありません。

 この「Study サプリ」を先取り学習に使い、基本事項を習得し、その後講師と生徒が個別指導でその範囲の問題を解いて理解を深めます。そして分からないところや理解が足りないところが出てきたら、生徒に再度映像を見て確認をしてもらいます。
 このサイクルを回し続けるといつしか英文法の先取りはできてきます。

 次に取り組まなくてはならないのが高校英単語です。
これはなかなか厄介な課題です。そう簡単に克服でいないのですが、英検が提供する スタディーギアfor 英検 というサイトにある単語テストを活用するのも一つの方法です。英検に受験申し込みすれば使えますので一度使ってみて下さい。必ず効果は出ると思います。アクロス個別指導学院は英検の準会場になっているのでこのサイトは教室で使う事が出来ます。例年威力を発揮しています。

 次に提案したのが英作文の攻略です。
 英検準2級はの配点はリスニング、リーディング、英作文が各600点です。

英作文は形式は自由英作文です。
テーマは与えられますが、何を書くかは受験者の自由です。使用する英文法も指定されるわけではありません。関係代名詞を使って書けとか、完了形を使って書けと、使用する文法を指定されるわけではありません。つまり使った英文法に対して採点されたり、加点されたりするわけではないのです。

以下に英検準二級の英作文の祭典基準のサイトをご覧ください。

https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/2017scoring_p2w_info.html

従って、題意に従った英文をできるだけ簡単な英文法を使って求められる字数書くことで合格点は取れるということになります。つまり中学生は中学生として学習した範囲の英作文を書けばそれでなんとか認めてもらえるということです。

無理して習っていない範囲の英文法を使って、誤った英文を書いて減点されてしまったのでは身も蓋も無くなるということです。
600点満点の英作文で高得点を上げることは合格するための大切な要素になります。
以上に挙げたようなトレーニングを積む事で合格に着実に近づきます。
アクロス個別指導学院の合格者は英作文を得点源にしています。英作文対策を怠ってはいけません。

もう一つのリスニング対策は過去問CD、英検対策テキストCD、を聞きまくればそれで大丈夫です。特に毎日です。またNHKラジオ英会話も効果的です。キーワードは毎日です。

英文を毎日聞いていれば英語を英語で理解するという境地に入ることは出来ないまでも、英語リスニング脳は開発され鍛えられます。

アクロス個別指導学院ではこれらの対策を一ヶ月ほど前から実施して前回のブログの冒頭ご紹介したような実績を上げています。

今年度だけで5名の中学生が英検準二級に合格しています。

是非英検アクロス方式、お試しください。