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東大リケジョ嶋田講師の東大までの軌跡【第2話】学ぶ楽しさを知る

2019/03/28
東大リケジョ嶋田朱里講師のブログ

第2話 学ぶ楽しさを知る

 

こんにちは。嶋田です。

今日は私の幼少期についてお話しします。ちょっとだけ、お付き合いください。

私は地元の保育園に通っていました。今の保育園は運動や英語に特化した英才教育を取り入れているところも多いようですが、私が育った保育園はそのようなところではありません。みんなで歌を歌ったり、紙芝居の読み聞かせがあったりはしましたが、基本は遊んで過ごしていました。

お迎えはいつも祖父母で、両親が帰ってくるまでは祖父母と過ごしていました。

 

私が5歳ぐらいの時、祖父がひらがな練習帳を買って来ました。

先に言っておくと、私の両親も祖父母も特に教育熱心な訳ではありません。祖父は字を書くのが好きだったので、「孫と趣味を共有したい」というくらいの気持ちだったのだと思います。

いずれにせよ、これがきっかけとなり、私は祖父から平仮名やカタカナを教えてもらいました。クラスの中で字を書けるようになったのは私が最初だったようです。でも完全に習得した訳ではありません。今でも覚えているのは「よ」を書こうとすると、どうしても鏡文字になってしまったことです(笑)

 

それでも、今まで読むものでしかなかった「字」を書けるようになったことは嬉しかったです。紙と鉛筆を持って「『あ』はこうやって書くのー」とか言いながら、遊んでいました。祖父の目論見どおりですね(笑)

 

これが、私が生まれてはじめて学ぶ喜びを感じた瞬間でした。

 

学ぶ喜びを感じる→勉強が楽しくなる→もっと学びたいと思う

このサークルが作れるかどうかは、勉強を継続できるかの大きな鍵を握ると思います。今まで解けなかった問題が解けたり、新しい知識を得て物知りになったりすることって、すごく楽しいことじゃないですか??これらは大学生になった今でも、大切にしている感覚です。

 

最後までお読みいただき、あいがとうございます。