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東大リケジョ嶋田講師の東大までの軌跡【第3話】目標を立てる
第3話 目標を立てる
こんにちは。嶋田です。
もうすぐ4月!新しい学年の始まりですね。新中3、新高3の方はこれから始
まる受験生活に、どんなことを感じていますか?
今日は新受験生に向けて書きます。ただ、受験生でない方にも当てはまること
があると思うので、読んでいただけたら嬉しいです。
私は中3のとき、集団塾に通っていました。その第1回目の授業で先生とこん
なやりとりがあったことを覚えています。
先生 「君の志望校はどこだ?」
私 「決めてないです」
先生 「先生は君たちを受からせるのが仕事。志望校を決めていないと、受か
らせられないじゃないか!」
志望校は受験生にとって、「自分が何をやるべきなのか」を教えてくれる目印
です。きっとそれは先生たちにとっても、「この子に何をやらせるべきか」と
いう目印だったのでしょう。
中3の4月で第一志望校を完全に決定させる必要はないと思います。(私は結
局、夏休み終盤に決めました。)
でも、目標(ゴール)がなければ自分が何をすればいいのかわからないですよ
ね。
志望校合格にはあとどのくらいの成績が必要なのか。まずやるべきは英語なの
か、数学なのか…。
最終決定ではなくていいので、とりあえず志望校を持ちましょう。
とりあえずでも志望校を持つときに注意してほしいことが1つあります。
「現時点で入れる学校ではなく、入りたい学校もしくは今の自分には少し難し
い学校を志望校にする」ことです。
よく「成績が伸びたら…」と言う方がいますが、成績は伸びるものではなく、
伸ばすものです。誰かに「志望校どこ?」と聞かれたら、堂々と「〇〇高校で
す!」と答えましょう。誰かに宣言することで、やる気もアップできますよ。
「成績を伸ばして、この学校に入ってやるぞ!!」
受験生の皆さんには、こんな熱い思いを持って、これからの1年を過ごしてい
ただきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。