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東大リケジョ嶋田講師の東大までの軌跡【第4話】テレビは学習の敵?
第4話 テレビは学習の敵?
こんにちは。嶋田です。
以前、5歳で学ぶ楽しさを知ったというお話をしました。しかし、だからと言って、そこからものすごい勉強をするようになった訳ではありませんでした。
まず、私は大のテレビ好きでした。家に帰ればすぐにテレビをつける。そしてずっとテレビを見る。夜になっても「眠くない」と言って、10時11時くらいまでテレビを見ることも、よくありました。(保育園年長から小学校低学年くらいです汗)
ところで、「子供にテレビを何時間まで許容するか」など、教育とテレビは相対立するもののように言われることも多いですね。私はこの手の話を聞くと「本当にテレビは教育に良くないものだろうか」と疑問に思ってしまいます。
確かに、私のテレビの見方は異常でした。でも例えば、子供向け教育テレビは、子供の学びを目的とした内容になっていますね。私もこのような番組から、ちょっとした英語や科学の知識を得ました。
過去の自分を振り返って、すごいなと感心するのは、バラエティー番組からも学びを得ていたことです。音声を聞きながらテロップや字幕を見て、「この漢字はこうやって読むのだな」と思っていました。そこで得た知識が、後々その漢字を学校で習った時に、「この漢字、知ってる!」という親しみにつながっていたのかなと思います。
誤解を招かないように言うと、私は「テレビを見れば勉強したことになる」ということを言いたいのではありません!「身の回りのちょっとしたことからも学びは得られる」と言いたいのです。
幼い私はテレビを見ながら「学びを得るぞ!」とは全く思っていませんでした。無意識のうちに、学びを得る姿勢を取っていたのでしょう。(だからテロップから漢字を学んでいたのだと思います)この無意識の学びは、私の「学び人生」の中で大きな役割を果たしているように感じます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。