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東大リケジョ嶋田講師の東大までの軌跡【第5話】無意識の学びってなんだ?
第5話 無意識の学びってなんだ??
こんにちは。嶋田です。
前回、「無意識の学び」が大切だと書きました。ただ具体例が「テレビのテッロップから漢字を学ぶこと」くらいしかなかったので、今回はこの具体例についてもう少し紹介したいと思います。
その1:電車のアナウンス
電車に乗ると、日本語と英語のアナウンスが流れますよね。
小学生では英語のアナウンスを理解するのは難しいかもしれませんが、中学生くらいになると、知っている英単語も増え、日本語のアナウンスを手がかりにしながら、何を言っているのかがわかってきます。
外出先でのちょっとしたリスニングになっていました。
その2:日常の出来事
「青」という単語を見た時、「そういえば、理科で習ったリトマスはアルカリ性で青になるのだったな」と思う。
天気予報を見ながら「これが西高東低か!!」と感動する。
リモコンの乾電池を見て「V=RIって公式、習ったな」と復習してみる。
テレビの字幕にある漢字を見て「今日の漢字テストで間違えた字だ!」と悔しがってみる。
このように、日常の出来事を習った知識とつなげてみるということを頻繁にやっていた気がします。もし思い出したい言葉や公式がはっきりと思い出せない時は、気持ちが悪いので、できる限り早く確認していました。
この記事を書いていて、「無意識の学び」とは、「生活の中で学ぶこと」なのだなと気がつきました。勉強(学び)は机の上でしかできないわけではありません。普段の生活と自分が得た知識を繋げることで、普段の生活から学びを得たり、復習ができたりします
ただ、机に向かわないとできない勉強もあります。ですので、机に向かって得た知識が、日常生活でどう生かされているのかを確認してみるというスタンスがいいのかなと思います。勉強したことが実生活の中で生きているのを見ると、「実際に利用されているのだな!」と思い、嬉しくなりますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。