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東大リケジョ嶋田講師の東大までの軌跡【第11話】東大を目標にした理由
第11話 東大を目標にした理由
こんにちは。嶋田です。
今日は、前回の続き、「どうして私が東大を目指したか」についてです。
高校に入ってすぐの4月、とりあえずの大学受験の目標校を決めることにしました。
「まだ高校の勉強も大学受験もよくわからないから、偏差値の高いところにしておこう。」
そんな軽い気持ちで、私の目標校は東京大学理科二類になりました。
このときの志望校の決め方は本当に「勢い」でした。当時は自分が理系か文系かさえも決めていませんでした(笑)。ただ、姉が生物系の勉強をしていたこと、リケジョという言葉が流行り始めていたこと、そしてなんとなく薬剤師に憧れていたことがあったので、東京大学理科二類を志望しました。
なぜ私が薬剤師に憧れていたかというと、小学校高学年の頃から「将来は、人を助けている実感が持てる仕事をしたい」と思っていたからです。そして、実際に人と対面し、その人を助ける医療系の道に進みたいと考えていました。
当時、私が知っていた医療系の職業といえば、医師、看護師、そして需要が高まりつつあった薬剤師くらいでした。小学生の頃は医師になろうと思っていましたが、中高生になってからは、「女性が多そう、かつ年を取っても働ける」というイメージ、資格がとれれば就職に困らなそうという考えから、薬剤師になろうかなと思い始めました。
東京大学を志望校にした私ですが、本心では
「東京大学になんて行けるわけがない」
「東京大学って勉強しなくても勉強ができてしまうような、天才が行くところ。私はそんな人ではない。」
「そのうち現実的な志望校に変わるだろう」
と思っていました。だから東大は志望校というより、「東大に合格できるくらいの学力をつけるように頑張ろう」という感じでした。
次回は、高校時代の私が、大学で学びたいことを見つけた方法についてお話しします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。