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東大リケジョ嶋田講師の東大までの軌跡【第14話】自分の適性と学びたい事
第14話「自分の適性(向き不向き)と学びたい事」
こんにちは。嶋田です。
今日は「自分の適性と学びたいこと」についてお話ししたいと思います。
高校生になると、進路に関する適性検査のようなものを受ける機会があるかと思います。「あなたは文系/理系向き」「あなたにオススメの学部は…」「あなたに向いている職業は…」という結果が出てくるものです。
私は中学生の頃から理系に進みたいと思っていました。姉が理系だったこと、リケジョに憧れていたこと、そして「海洋生物の保全をしたい」と思ってからは、理系への憧れがますます強くなっていました。しかし、私には気がかりなことがありました。
それは、適性検査の結果がほぼ毎回「文系向き」だったことです。オススメの学部として提示される学部や学問も、私の興味とは違っていました。高校時代の私の得意科目は数学、苦手科目は国語と社会だったので、文系に進む気は全くありませんでした。しかしほぼ毎回「文系向き」と言われ続けると、さすがに「本当に理系に行って大丈夫なのだろうか。そもそも理系で合格できるのだろうか」と不安になってきました。文転(理系を勉強している人が志望校を文系に変える事)をしようかと、かなり悩んだ時期もありました。ただ、行きたいと思える文系の学部もなかったので、最終的には自分の興味を優先しました。
もしかしたら、この記事を読んでくださっている方の中で、自分の興味と自分の適性が合わないことで悩んでいる人もいるかもしれません。そんな人に伝えたいことは、「自分の興味が最優先だ」ということです。ひたすら「文系向き」と言われていた私ですが、理系として大学に合格し、理系の学生生活を楽しんでいます。大学受験の時も、理系の勉強を楽しんでやっていました。
自分の興味がある分野であれば、そこに適正があるか無いかは関係ないと思います。興味は適性に勝ります。適性に合わせて、興味のない勉強をやるより、自分がやりたいことを勉強している方が楽しいですし、やりがいがあります。是非、自分がやりたいと思えることを突き進めてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。