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東大リケジョ嶋田講師の東大までの軌跡【第21話】続私の英作文の書き方

2019/07/17
東大リケジョ嶋田朱里講師のブログ

第21話 続私の英作文

 

前回、英作文のポイントについてお話ししましたが、今回も英作文についてです。今回は英作文を書く上で、私が一番重要だと思っていることについて書きます。

 

それは、テストの英作文では自分が『書きたいことを書く』のではなく、自分が『書けることを書く』ということです。

 

作文と言われると、文章の書き方を工夫して読み手を「おぉ!」と納得させるような文を書かないといけない気がしてしまいます。中学生の時、私はそう考えて、自分の意見をなかなか書けずにいました。

 

しかし、英作文を書くときに一番重視することは、素晴らしい文章を書くことではなく、『問題文の指示に従った、間違いのない文章を書く』ことです。

 

それに気づいた後は、英作文を書くための時間が節約され、また減点を受けることも少なくなりました。

 

例えば、「海外旅行と国内旅行ではどちらが好きか」について英作文をするとします。

はじめに、海外旅行と国内旅行のどちらが好きかを決めます。決めるポイントは理由の書きやすさです。もし普段は海外旅行が好きだったとしても、簡単に書けそうな理由が思いつかなければ、ちょっと嘘になりますが国内旅行が好きというスタンスで書きましょう(笑)

 

文章の構成としては、

主張→理由→(文字数に余裕があれば結論)

に当てはめます。

今回の場合だと、「国内旅行が好きだ。なぜなら日本は治安がいいからだ。」という感じです。

 

理由を書く際に、英単語がわからない場合があります。その時は、文章を言い換えて、自分が知っている単語で書けるようにします。

 

例えば、「日本は治安がいい」という理由のうち、「治安」という英単語がわからなかったとします。その時は「日本は海外に比べて安全だ」「海外よりも事件の数が少ないと聞いたことがある」などと言い換えて、自分が書ける文章を作りましょう。難しい単語を書いて間違えるより、簡単な単語であっている方が、最終的にもらえる点は多分高いです!

 

英作文は何も書かないと点がもらえませんが、何か書くと点がもらえる可能性がある問題です。「自分が書けることを書く」ということを頭の片隅に置きながら、英作文に取り組んでみてください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。