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東大リケジョ嶋田講師の東大までの軌跡【第23話】なぜゲームならすぐ始められるのか
第23話 なぜゲームならすぐに始められるのか。
こんにちは。前回、勉強のモチベーション維持のお話をしたので、今回もそれに関連した(?)お話です。
今日は「勉強の始め方」についてです。
「テレビを見続けて勉強を始められない」「勉強を始めたけど5分で飽きてしまった」
多くの人がこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。私もその1人ですが、今日は私が行っていた勉強の始め方の工夫についてお話しします。
勉強の始め方について考える前に、ゲームについて考えてみましょう。
ゲームは勉強と違って始めやすいですよね。どうしてでしょう??
この理由は2つあると思います。
1つ目は、「電源をつけるだけで始められる」という手軽さです。
ゲームは、ゲーム機を手にとって電源をつけるだけで始めることができます。やろうと思ったらすぐにできますね。
2つ目は、「徐々に難しくなっていくプログラム」です。ゲームは簡単なステージから始まって、徐々に難しいステージになっていきます。こうすることで、最初から挫折することもなければ、簡単すぎて飽きてしまうこともありません。
このようなゲームの特性を勉強に応用したらどうでしょう!
まず、1つ目の理由の「やろうと思ったら始められる」を勉強に応用します。
勉強を始めようと思った時、机がごちゃごちゃだったら、すぐに勉強を始められません。片付けをしている間に勉強への意力がなくなってしまうかもしれません。なので、私は机の上を綺麗にしておくことを心がけていました。これに加えて、勉強に必要なものが机に用意されていれば、「何の勉強をしよう…」と悩む時間がなくなり、さらに早く勉強を始められます。
以上のことから、「私は勉強し終わった時に机の上の片付け」と「次回やる勉強の用意をする」という「習慣を身につけていました」。
次回やる勉強を用意する際に、ポイントが1つあります。それは「難しすぎない問題(教材)を用意すること」です。ゲームがすぐ始められる2つ目の理由で述べたように、ゲームは最初は簡単になっています。勉強もあまりにも難しい問題から始めると、「開始5分で勉強終了」と挫折する事になりかねません。少し簡単な問題から始めることで、勉強へのやる気を加速させることができます。
以上、「勉強の始め方」についての工夫でした。試してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。