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東大リケジョ嶋田講師の東大までの軌跡【第30話】夏休み後の過ごし方 PartII
第30話 夏休み後の過ごし方 PartII
こんにちは。嶋田です。
今回は、前回の続きで私の高3時夏以降の勉強について書きます。
私が高3の時、塾や学校の先生に言われたことは
「現役生は理科科目が苦手」
ということでした。理科科目は数学や英語に比べて勉強の開始時期や授業進度が遅いため、どうしても浪人生との差が大きくなりやすいです。
私も理科科目が苦手でした。だから、夏以降から11月中盤にかけては理科科目を重点的にやっていました。
9月は物理強化月間、10月は化学強化月間と名付けて、「9月は物理以外の科目の勉強は最低限に抑え、物理ばかりをやる」、10月はその化学バージョンをやっていました。強化月間にやっていたことは前回も書いたように、一つのテキストの問題を全て暗記するくらいまで繰り返すというものです。強化月間を設定することで、テキストを完璧にするためには1日に何題解く必要があるのかが明確になります。一種めで間違えた問題や解法が思いつかなかった問題は最低6回の解き直しをしたいと思っていたので、それができるように1日に解く問題数を決めていました。具体的な問題数は覚えていませんが、多分相当な問題数を解くことになっていたと思います。
強化月間の間、その他の科目は最低限のことをしかできません。逆にいうと最低限のことはするようにしていました。具体的には以下のようなことをしていました。
英語:毎日リスニングをする。(学校に行く前に教科書のCDでシャドーイングをしていました)
2日に一回は長文を読む。
数学:塾でその週にやった問題(週に6題くらいだったと思います。全て入試問題)の解法を暗記するまで復習する。
強化月間の対象ではない理科科目:夏休みにやった基礎問題集を復習する。
強化月間を指定して、ある科目を集中的にやったことで、それまでよりは自信がつきましたし、理解が深まりました。もし苦手科目がある人は、強化月間にその科目を集中してやるといいかもしれません。ただ、他の科目がおろそかになりすぎないように注意してください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。