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東大リケジョ嶋田講師の東大までの軌跡【第31話】模擬テスト間違い直しについて

2019/09/16
東大リケジョ嶋田朱里講師のブログ

第31話  模擬テスト間違い直しについて

 

こんにちは。嶋田です。

 

中高生の皆さんは夏休みが終わり、新学期が始まったでしょうか。

 

受験生の皆さんはこれから模試の回数が増えていく時期ですね。私も月に1回、多い時は2週連続では何かしらの模試を受けていました。

 

模試を受けるときによく言われるのが、「模試は結果だけでなく、見直しも重要」ということだと思います。皆さんは模試を受けた後、見直しをしていますか?

 

私は見直しをおろそかにしがちでした。模試の返却は約一ヶ月後なので、間違えた問題の内容を覚えておらず、一から見直すのがとても面倒でした。だから、模試が返却されても、見直しをせずにたまっていき、ある程度たまってしまったときに、複数回分の模試をまとめて見直していました。

 

しかし、「模試は結果だけでなく、見直しも重要」という言葉を何度も聞くうちに、「見直しもちゃんとやらなければ」という気持ちになり、自分なりのルールを作りました。以下にその内容をご紹介します。

 

まずは模試を受けます。わからなかった問題や解法に自信が持てない問題には印をつけておきます。(印をつけるのは、自分ルールを作る前から自然とやっていました。)

 

模試が終わったら、解答例が配られると思います。模試会場から家までの帰り道で、模試中に印をつけた問題の解説を読みます。問題の内容や自分がどのような解答をしたのかをまだ覚えているので、模試返却後に復習するときほど時間は取られません。このときに解法に感動したり、覚えておくべき公式を忘れていることに気がついたりした場合は、いつも持ち歩いているノートにそれをメモしておきます。

 

模試が返却されたら、間違えた問題・自信がなかった問題を復習します。模試終了直後に解法を学んでいるので、解答を見なくても解ける、または解答の理解が早くなります。模試終了直後の復習時と同様に、覚えておきたいことがあったら、ノートに書き込み、いつでも復習できるようにしていました。

問題を覚えている状態で一度復習することで、模試復習の面倒臭さが少し軽減されました。また自分の中でルール付けすることで、復習をルーティン化することができました。

 

また、自分のなかでは模試会場からの帰り道で復習するのがミソだと思っています。模試を受けた後はとても疲れていますが、模試直後にやらないといつまでも先延ばしにしてしまします。模試後のちょっとの頑張りがその後のスムーズな学習につながると思います。

 

ただ、歩きながら解答例を読むのは危険なので、電車や車の中で復習してください(笑)。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。