ブログ
都立高校入試英語スピーキングテストPart2 【実施概要確定】
都立一般入試の英語の科目にスピーキングテストが導入されることになっている事は前回お伝えしました。
今回その概要が次の様に正式に決まりまたのでお伝えを致します。
【スピーキングテストの概要】
➀スピーキングテストの実施日 11月27日
➁生徒はタブレット端末を使ってテストを受ける。
➂英文音読と「配布されたイラスト」についての説明を英語でタブレットに録音する。
➃テストは民間企業ベネッセに業務を委託する。(ベネッセは採点業務をフィリピンの会社に委託すると公表している)
⑤テストは20点満点として英語の100点加算され英語は120点満点となる。
【おおまかな反対意見】
導入については反対意見もかなりありました。主な反対意見には次の様なものがありましす。
➀(家庭の経済力の差が出るのではないか。)
塾などに通ってトレーニングを積んだ生徒の方が有利になる可能性があり、経済格差が反映されて不公平である。
➁(テストが対面ではなく録音形式であり生徒の実力を公平に評価できるのか)
録音だけで生徒のスピーキング力やコミュニケーション能力を評価する事が正確に出来るのかどうか。
➂(一民間企業にテストの評価基準を任せることが正しいのかどうか十分議論が行われていない。)
フィリピンのだれがの様に採点するのかについて全く公表されておらず、また都教委はその細かい評価基準を公表していない。
➃(民間企業が請け負い、採点はフィリピンでされるのでテストがどのように採点されたのかの検証が出来ない)
どのような基準で採点されたのか後で検証が出来ないという問題ある。
上記の様に様々な反対意見がありました。
しかし、東京都はすでに実施すると決定していので、私たち受験生はこのテストにどの様に対応して、どのように得点するかを考えるしかありません。
次回からその対策についてお伝えをしていきます。