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【講師田中の一橋大学までの軌跡】第10話 中二の秋ごろから難関高対策クラスに通い始めた話
をしましたが、入塾して勉強をするようになりました。
入塾した塾は学習塾ですが、
進学塾みたいな難関高校に合格するためのクラスがあります。
いつも通っている校舎でなく、別の大きな校舎に賢い子たちが集合する授業が月一でありました。
その頃、勉強に対してモチベーションがますます高まっていたので、
そのクラスに通いたいとまた親に駄々をこねました。
別途でお金が発生するので、親に負担をかけて申し訳ないなと思っていました。
それでも、
「自分がどの程度勉強ができるのか?」
「どの程度賢い人たちと差があるのだろうか?」
と、好奇心や負けず嫌いが働きました。
結果通わせてもらうことになりました。
周りの塾仲間も意識が高く通う人が多かったです。
これもモチベーションにつながったと思います。
授業内容は、中三範囲の先取りと既習範囲の応用問題でした。
数学に関しては、展開因数分解を真っ先に習ったことを覚えています。
その授業で毎回テストがなされるのですが、20題の展開因数分解の問題を1分で解くような時間設定でした。
初めて習ったの生徒に対してはかなり厳しいハードルでした。
単純に1題あたり3秒ですから(震え声)
反射的に答えを出しながら、書いている間に次の問題を解くようなスピードでないと満点
をとれなかったので、ひたすら練習したことを覚えています。
英語は中三の中でも難しい関係代名詞や分詞を学習していました。
個人的に中二の秋は英語が苦手で(その頃は確か初めて英検3級を受験して不合格になったくらいのレベルでした)、
関係代名詞は訳が分からなかったです。
普段の塾の授業+難関コースの授業(+学校の定期試験)と分量は多かったので大変でした。
その分、塾に来て自習することが習慣になりました。
授業を受けるだけでは絶対にできるようにならないので、自分ができるようになるためにひたすら学習していました。
◆教訓
意識が高い環境に身を置くと、自分を高めようと人は頑張るのだと思います。
自分にとって居心地のいい環境は悪いことではないと思いますが、
「自分を高める」という意味ではもしかしたら微妙かもしれません。
勿論自分の現状の身の丈に合わない環境では本末転倒ですが、
「今の自分より少し背伸びするぐらいの環境に身を置くこと」はすごく意義のあることだと思います。
To be continued..