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【講師田中の一橋大学までの軌跡】第15話 1ヶ月で国語の偏差値を15上げた話。

2019/05/22
専任講師田中のブログ

こんにちは!

 

前回は、中3の夏休みに文字通り馬鹿みたいに勉強した話

 

をお伝えしました。

 

今回は、夏休みの最後に受けた始めてのV模擬についてお話しようかと思います。

 

結果から話すと、

国語と理科が壊滅的でした。。。

 

英語、数学、社会は確か65~70だったと思いますが、

どちらも偏差値50台。国語は53でした(強烈だったので覚えています。。)

 

まぁ理科に関しては、都立入試の本番までに集中的に演習をこなせば大丈夫だろうと

高を括っていました。(笑)

 

問題は、国語です。

これに関しては、どうやったら成績が上がるのか全然わかりませんでした

 

それでも、お馬鹿なりに、どうすればいいのか考えてみました。

結果、思いついたのは、「トレース」です。

解答をまねることから始めました。

 

「トレース」というネーミングを付けましたが、

単純に解きなおしをしっかりやっただけです。

 

模試が返って来てから、

電話帳(全国の公立高校の昨年度の入試問題)の論説文だけに絞って、

毎日一題必ず問題を解き、自分の解答と、模範解答の差をひたすら比べて、

正しい回答の出し方を「トレース」していました。

 

そんなこんなで、1ヶ月くらいそんな生活をしていました。

不思議なもので、「解ける感覚」が身についてきます。

 

「なんだか行けそうな気がする!」という感覚を身につけて、

V模擬と駿台模試に臨みました。

 

 

結果は、

V模擬 偏差値68(15up!)

駿台   偏差値54(約10up!)

と確かな成長を遂げました!V模擬に関しては、その翌月も68でしたので、安定して得点できるようになりました。

 

◆反省

ここまで、かなり順調でしたが、この論説文特訓月間は、

結果が出たのでやめてしまいました。

 

当たり前ですが、やらなくなるとできなくなります

「出来る」感覚がだんだんと薄れていったのでした。

 

◆総括

・試行錯誤してトレースすることで現代文の成績は上がる

⇒成績が上がらないのは、「考えて真似ない」から

・「継続は力なり逆もまた然り。」

 

↑とはいえ、最低限の思考力、論理性みたいなのが必要になると思います。

 

国語ができない生徒さんは非常に多いと思いますが、

三段論法みたいな思考法ができれば、「やれば(考えれば)できる」と思います。

 

国語にかける時間は英語、数学に比べて、圧倒的に少ないと思います。

意識的に国語に費やす時間を増やせば、やった分だけは成績が上がるのは道理でしょう!

工夫して頑張って下さい!

 

To be continue...