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【講師田中の一橋大学までの軌跡】第19話 文理選択を迷いなく文系に決めた理由。
こんにちは!
という記事を書きました。
ポエムチックになり、大変恐縮ですが、
それくらい重要なことした。(笑)
そんなこんなで、滑り止めの高校に進学した田中青年ですが、
私立の特進コースだからなのか、初めから文理選択をしました。
シンプルに結論から述べますが、文系を選びました。
◆「得意」<「好き」
数学自体は勉強していたし、
高校入学時では、理系の人たちを抑え、学年一位でしたし、
学校の先生からも、「理系じゃなくていいのか?」と言われましたが、
それでも、文系を選びました。
それは単純に、「社会」という科目が好きだったからでもあり、
幼いころから「人の心理」や、
カルチャーなどの「社会現象」について関心があったからでした。
最近塾生から、
「先生って文系だって言ってるけど、考え方は完全に理系ですよね~」
と、言われることがあるので、きっと
理系的な頭の使い方ができる素養があったのでしょう。
(というか、最難関大学の学生は文系でも論理的思考力がないと受かりません)
でも、文理選択を選ぶ上で大事なのは、
「適正」ではなく、「興味関心」です。
「can」でも「must」でもなく、「will」です。
そして、「良い悪い」でなく、「好き嫌い」なのです。
文理選択の決め方なんて人それぞれでいいです。
誰のものでもないあなただけの人生です。
よくある、「数学ができないから文系を選択しました」も
自分で決めたなら、いいのでしょう。
究極的には、自分で決めたならば決め方は何でもいいです。
それでも、お勧めの文理選択の決め方を挙げるのならば、
僕は、「興味関心・好き嫌い」で選ぶことを推します。
だって、興味がないことは、学ばないから。
僕にとっては、
ビッグバンによって、宇宙が誕生しただとか、
太陽でなく、「それでも地球が回っている」だとか、
万物には引力が働いているから、リンゴが木から落ちるだとかよりも、
なぜ人は、アイドルやスポーツチームを応援するのか
なぜ人は、ゲームにハマるのか
なぜ人は、ブームや流行を追うのか
といった、社会現象の方が知りたいし、学びたかったのです。
◆好きこそものの上手なれ
先程、例に挙げた、
「理系科目は好きだが、できないから文系にしました」
「理系科目が得意だから理系にしました」
みたいな理由の人がいます。
現在時点では、科目の適正や向き不向きがあるのは事実でしょう。
しかし、将来的に、ずっとそうなのでしょうか?
「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。
下手でも好きな物であれば、努力をし、最終的には得意になる。
という意味です。
勉強も同じではないでしょうか。
好きに勝るものはなかなかありません。
文理選択は大学生活を大きく左右する大事な問題です。
人によっては大いに、頭を悩ますでしょう。
悩みに悩んで、困ったら、是非
自分の好き嫌いにまっすぐに決めてはいかがでしょうか?
To be continued...