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【講師田中の一橋大学までの軌跡】第19話 文理選択を迷いなく文系に決めた理由。

2019/05/27
専任講師田中のブログ

こんにちは!

 

前回、努力をすべき理由とは?敗戦から得た、大きな糧。

 

という記事を書きました。

 

ポエムチックになり、大変恐縮ですが、

それくらい重要なことした。(笑)

 

そんなこんなで、滑り止めの高校に進学した田中青年ですが、

私立の特進コースだからなのか、初めから文理選択をしました

 

シンプルに結論から述べますが、文系を選びました。

 

◆「得意」<「好き」

 

数学自体は勉強していたし、

高校入学時では、理系の人たちを抑え、学年一位でしたし、

学校の先生からも、「理系じゃなくていいのか?」と言われましたが、

それでも、文系を選びました。

 

それは単純に、「社会」という科目が好きだったからでもあり、

幼いころから「人の心理」や、

カルチャーなどの「社会現象」について関心があったからでした。

 

最近塾生から、

「先生って文系だって言ってるけど、考え方は完全に理系ですよね~」

と、言われることがあるので、きっと

理系的な頭の使い方ができる素養があったのでしょう。

(というか、最難関大学の学生は文系でも論理的思考力がないと受かりません)

 

でも、文理選択を選ぶ上で大事なのは、

「適正」ではなく、「興味関心」です。

「can」でも「must」でもなく、「will」です。

そして、「良い悪い」でなく、「好き嫌い」なのです。

 

文理選択の決め方なんて人それぞれでいいです。

誰のものでもないあなただけの人生です。

 

よくある、「数学ができないから文系を選択しました」も

自分で決めたなら、いいのでしょう

 

究極的には、自分で決めたならば決め方は何でもいいです。

それでも、お勧めの文理選択の決め方を挙げるのならば、

僕は、「興味関心・好き嫌い」で選ぶことを推します

 

だって、興味がないことは、学ばないから

 

僕にとっては、

ビッグバンによって、宇宙が誕生しただとか、

太陽でなく、「それでも地球が回っている」だとか、

万物には引力が働いているから、リンゴが木から落ちるだとかよりも、

 

なぜ人は、アイドルやスポーツチームを応援するのか

なぜ人は、ゲームにハマるのか

なぜ人は、ブームや流行を追うのか

といった、社会現象の方が知りたいし、学びたかったのです。

 

◆好きこそものの上手なれ

先程、例に挙げた、

「理系科目は好きだが、できないから文系にしました」

「理系科目が得意だから理系にしました」

みたいな理由の人がいます。

 

現在時点では、科目の適正や向き不向きがあるのは事実でしょう。

しかし、将来的に、ずっとそうなのでしょうか?

 

「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。

下手でも好きな物であれば、努力をし、最終的には得意になる。

という意味です。

 

勉強も同じではないでしょうか。

好きに勝るものはなかなかありません

 

文理選択は大学生活を大きく左右する大事な問題です。

人によっては大いに、頭を悩ますでしょう。

 

悩みに悩んで、困ったら、是非

自分の好き嫌いにまっすぐに決めてはいかがでしょうか?

 

To be continued...